PROFILE

DÉ DÉ MOUSE デデマウス

遠藤大介によるソロプロジェクト。作曲家、編曲家、プロデューサー、キーボーディスト、DJ。また、自身の曲のプログラミングやミックス/マスタリング、映像と多方面に活動し、他作品のプロデュース/ 楽曲提供 / remixも行う。

2007年に1stアルバム「tide of stars」でデビュー。サンプリングされたボーカルを再構築するメロディカットアップのキャッチーで不思議なメロディを武器に、多くの人の耳を掴み、ノンプロモーションながら爆発的なヒットとなる。この「tide of stars」で確立されたメロディカットアップの手法は、煌びやかなシンセサイザーサウンドと、独特な和音構成も相まって、国内外問わず多くのフォロアーを生み、以降のシーンに一つの発明とも呼べる功績をもたらす。

また、トラックメイカー/プロデューサーとしてのライブの追求にも早い段階から積極的であり、2008年からはバンドを従え、フジロックやタイコクラブなど、毎年多くのフェスやイベントに出演。バンドシーンとクラブシーンの枠組みを超えた縦横無尽なライブパフォーマンスは人々を魅了し続けると共に、プラネタリウムライブや盆踊りイベントの開催など、幅広い活動域を持つ。

海外でも定期的な活動を行い、これまでにイギリス, ドイツ, フランス, カナダ, アメリカにてツアーを成功させている。

台風一過の夕暮れを舞台にした和風VAPER WAVE「sunset girls」(2008)、FFTのデザイナー吉田明彦を起用し話題となった代表的アルバム「A journey to freedom」(2010)、多摩ニュータウンをテーマにしたカラフルなPCMエレクトロニカ「sky was dark」(2012)、全てプログラミングによる、遊園地で繰り広げるシネマティックジャズ/オーケストラ「farwell holiday!」(2015)、他にも90sブレイクスを先取りした「youth 99」(2015)、盆踊りのリズムをモチーフにした「summer twilight」(2016)等、先見性と、一聴してデデマウスだと分かるオリジナリティ、遊び心溢れる作品をリリースし続けている。

DÉ DÉ MOUSE + Drumrolls

DÉ DÉ MOUSE + Drumrolls

DÉ DÉ MOUSEの数あるLIVEスタイルの一つである「リズム」を体現する2ドラムス&2VJ(映像)によるプロジェクト。
ポリリズムを基調にブラジリアンからアフロ、スウィングビートまで縦横無尽のドラミングとリアルタイムにエディットされるブレイクビーツ。畳み掛けるスネアドラムを視覚化するカットアップされる映像。

メンバーは流動的であり、ドラムスに佐治宣英(plot./miimo)、jimanica(d.v.d.)、 山本晃紀(LITE)、髭白健、等々から成るツインドラムスタイルを取る。
映像に山口崇司(d.v.d.)、rokapenisが、参加している。
狂おしく的確なドラムプレイと色彩豊かな息をのむ映像は、DÉ DÉ MOUSEのメロディをいっそう引き立たせ、体の奥まで染み込ませていく圧巻のパフォーマンスである。